扉を開ける mobiダウンロード

扉を開ける

, 島袋 道浩

扉を開ける は 島袋 道浩 によって作成されました 各コピー4145で販売されました. Le livre publié par リトル・モア (2010/9/10). Il contient 160ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 3.7 des lecteurs 3. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
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扉を開ける mobiダウンロード - 内容紹介 胸にキュンとくる、メロディアスなコンセプチュアル・アート旅するアーティスト、SHIMABUKUの20年間の代表作が集められた「本のかたちをした展覧会」1990年代の初めより世界中を旅しながら、人間の生き方やコミュニケーションに関する作品を制作、現在ベルリンを拠点に活動するアーティスト、島袋道浩。 パフォーマンス、インスタレーション、ビデオ、写真、ドローイング、テキストなど様々なメディアによる詩的でユーモアにあふれる作品は、旅の中で見た風景や出会った人々、そこにあったかけがえのない瞬間、 それらに触れた島袋の自由な想像力から生まれています。 内容(「BOOK」データベースより) 胸にキュンとくる、メロディアスなコンセプチュアル・アート。旅するアーティスト、SHIMABUKUの20年間の代表作が集められた「本のかたちをした展覧会」。 著者について 島袋道浩(しまぶく みちひろ)1969年、神戸市生まれ。ベルリン在住。92 年サンフランシスコ美術大学卒業。2008 年 - 2009 年にかけて東京・青山にあるワタリウム美術館で開催された個展「美術の星の人へ」 が記憶にあたらしい。国内では、今年の8/21 ~ 10/31 に開催される「あいちトリエンナーレ2010」ほか、東京都現代美術館、金沢21 世紀美術館、兵庫県立美術館など、また国外では、パリのポンピドー・センター、ロンドンのヘイワード・ギャラリーなどでのグループ展、03 年ヴェニス・ビエンナーレ、06 年サンパウロ・ビエンナーレなどの国際展に多数参加。 続きを見る扉を開けるを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
勉強好きの僕は、現代美術の「観かた」を主に学者や批評家の書いたものに教わった。そして、歴史や美術理論といった言語情報によって鑑賞することに慣れ、また一見して、そのように鑑賞できない作品には美術館で出会っても素通りしてきた。今思えば、それは自分の脳の中の情報でしか作品と対峙しないという、非常に貧しい鑑賞方法だったのだが、残念ながら90年代からつい最近まで島袋さんのかつての作品もそうやって素通りしてきたことをここに告白する。彼の作品は、世界に対する子供のような好奇心に満ち溢れていてファニーな反面、私の脳の言語情報では解析不能なものであり、逆に言うと「それだけ」にしか見えてこなかったのだ。(ナンセンスなことをやっているビデオが延々と美術館で流れている作家、というような「整理」。)彼を再発見したきかっけは、本作品集にも収録されている「キュウリの旅」を書籍化した絵本(小学館)と出会い、彼の言葉に触れたためである。(上記のような限界のある僕は、結局言葉に触れないと作家の凄さが分からなかったのだ。)生きることに疲れ切った中年オサーンの自分と年齢のさほど変わらない島袋さんの感性の瑞々しさに感動し、もっと作品に触れたくなって本書を手に取ったのだが、本書にもやっぱり素敵な記録が沢山詰まっていた。彼の作品のアート性は美術館に収蔵可能な「美術品」という物体ではなく、行為そのものにあるのだが、その行為そのものの記録も楽しく美しいことに加え、作品によっては非常にアクチュアルな政治的問題への連想を深部に秘めて制作されていたことを今回教えられた。(例:92年「贈り物:サルのための展覧会」には、沖縄と日本、韓国と日本、西洋と日本といった政治問題を意識したという。だけど、パフォーマンス写真だけからは、まずそんな明白な政治性は伝わってこないと断言しよう。)意匠やビジュアル性のみに注目する「クール・ジャパン」的な頭の悪い整理に全くハマらない作家であるが故に、日本での展開は近年少し地味なようにも思うが、彼の作品/行為が国籍に関係なくもっと普遍的なものに開かれていることは、今も世界中で彼の活動が行われ、その記録が展示されていることからも伺える。以上、ウダウダと書いたが、何よりも理屈っぽい僕の硬直的な感性を、少し「開いてくれた」ことに感謝したい。こんな友達がいたら、さぞ楽しいだろうなあと思う。(大昔、この作家の活動をサポートしている方と少し知り合いだったことがあるのだけれど、この知人が不器用に語る島袋作品の魅力が当時の僕にはピンと来なくて、スルーしたのであった。なんか人生、物凄く勿体ないことしてる気がするなあ。)
によって 島袋 道浩
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